初めまして主です
いきなりですが
皆さんが人生で一番ハマった事
ハマってる趣味はありますか?
私は
生まれて36年間の間で
ハマったものが二つあります
ROCKと釣りです
釣りは小学生から祖父の影響で
ロックは中学生の時にHIDEの影響です
今でも釣りはバンバン行くし、ロックも聞いています
でも
仕事前に釣りしに行くほどの情熱も無ければ
ロックに影響受けて音楽関係の仕事についている訳でもない
本気ではない気がしてたんです
だから日々
本気でハマるものや
本当にやりたいものってなんだろうと考えていました。
で。ある日
何気なく職場の先輩に連れていってもらった山の楽しさに
ロックも釣りも飛び越して
「これだ」
と思う程ハマる事になるとは
思っても見ませんでした
そんな魅力に取り憑かれた最初の一日を
どうして
なぜ
そんな魅力に取り憑かれたのかを
少しでも参考になればと思い
書いてみます(^-^)v
山菜行くならスパイク長靴
9月中旬職場にて
T先輩「次の休み合うから山いくか?」
私「ナラタケ食べたいので行きます」
T先輩「よし。ならスパイク付きの長靴買った方がいいよ?」
私「わかりました。ホームセンターのでいいですかね?」
T先輩「いいんじゃね?俺のは26000円のだけどな( ̄▽ ̄)」
私「(自慢かよ)帰り寄ってみます」
仕事終わり
ホームセンター行ってみてみたら4000円位と値段はとても素晴らしいんですが
肝心のピンを親指で押すとグラつく
んー
これに4000円はドブに捨てる気がする
T先輩も26000円の長靴を自慢しながらも
「ホームセンターのは一回岩場歩けば2、3本取れるよ」
と言っていたのでもう少し良い物を探す事にしました
最近タイミングよくマイナポイントもゲットできたし♪
多少高くても釣りにも使えると思えばいいかな。
それで見つけたのが
北海道の長靴の老舗「ミツウマ」の
「岩礁55」
ネーミングから海用かと思いきや
山で使ってる方が多くレビューも良さげ
ふむふむ
定価を調べると
大体17000円位
むむむ・・・(°▽°)
今まで散々パチンコのサンドに1万円を入れていた男とは思えないほど悩む
で
メルカリを探してみる
そしたら
なんと
新品が12000円で売っているじゃーあーりませんか !!
速攻ポチりたい気持ちを抑えて
一応評価を見て写真を舐めるように見てから
一呼吸置いて
「ポチ」
無事購入!!
あのとてもいいものを見つけた時の焦りは癖になりますね
とてもいいものを見つけたと思うけど怪しんで調べてる間に買われる
後から後悔するのはあるあるネタ
つまり
チャンスは一瞬
つかむ準備をしてる人だけに掴める
と
仕事で伺ったりんご農家のおばあちゃんに教わりました。
(それ以降もこの考えは自分の中では上位に入ってます)
あと補足で長靴購入に迷ってる方向けに
釣りの話を少し
釣りではお金を掛ける順番があるんですが
それは竿でしょうか?
リールでしょうか?
いいえ違います
釣りの目的は魚を釣る事なので
魚に近い順にお金を掛けていきます
つまり
魚→針→ルアー→ライン→竿→リール→ウエア
と言った感覚でしょうか
これを山登りに変えて考えると
山→車→靴→ウエアといった感じですね
いざ奥山へ入山
さて長靴も到着し
ヘルメット(980円)を被り
足元を固め山へ参ります
今日登る山はT先輩も初の山
入山者も少なく熊も多いが良いナラタケが取れる確率が高いそうで
新規開拓しようとの案
乗りましょう!行きましょう!
まずは
ジムニーで行けるところまで行く
本当に思うけど
日本で使える本当の四駆はジムニーだと思う。
ランクルは大きすぎて小回りが効かず山菜取りには向きません(当たり前か)
大体の車は軽トラです。乗用車はほぼ見ません。
ジムニーシエラは大きさ的にも最強な予感。
いざ入山。
8月の集中豪雨で
山の地形が変わってしまい
行けるところも限られてるそうです(配管の上に道路がありました)
今日入る山もあと数年で林道が流される確率が高いので
あと何回来れるかはわかりません
先輩ジムニーの能力をフルに活かし20分ほどで目的地へ
到着し準備
さぁ
冒険の始まりです(冒険とは危険を承知で行う事だそう)
山登り開始
今日の目的はナラタケ
普通に景色を楽しみながら山を登っていきます
山の神秘的な空気を感じながら
20分程登る
が
きのこのきの字も無い
んーこの高さには無いのかなとT先輩
二手に分かれてナラの木を見ながら尾根(神様の通り道だそう)まで上ろうと先輩。
私はついていくばかり
今考えるともうこの時に
T先輩の中では
舞茸狙いにシフトしてたんですよね
俺にも言ってよw
そんな事も知らない初心者の私はひたすら登る
登る
登る
あれ?
なんか?
山が急に
なってきたよ
普通に登ると
ずり落ちて登れない
自衛隊ばりに匍匐前進(ほふくぜんしん)しても
ずり落ちる
どうすりゃええねんと心の中で思う
先輩は普通に遥か山の上。もう少しで尾根かな。位の位置をうろうろ歩いている。
さすが先輩後輩を置き去りにして舞茸を探し始めるとは。
ここから私の山との長い戦いが始まり、同時に山にハマるきっかけになります。
どうしようもない1時間
T先輩は遥か上
登らなければならない
でも傾斜はきつくて
掴める草もなくて
直線で上に上がるには
一歩一歩が命懸けに感じました
「もういやだ」
とも思いましたが
登れるか登れないか
ルートや掴めるものを見極めて
自分の責任で登る所に
「楽しい」
とも思った自分が意外でした
ロッククライミングしてる方からしたら鼻で笑われると思いますが
こっちは初心者で精一杯なんですw
なぜか楽しいんですw
結局その傾斜を抜けるのに1時間近くかかりました。
上にいた先輩は
「よく上がってきたな?」
と言いましたがこっちは死ぬかと思いましたよ
でもなぜか頂上に着いて倒れ込んで出た第一声が
「最高」
だったんですよ
困難に立ち向かう事に目覚めたのかもしれません。
どんなゲームより
パチンコより
興奮した瞬間でした(今まで大した事してないな( ; ; ))
尾根から舞茸
尾根に上がり
先輩がツキヨタケを見つけてました
私「毒キノコじゃん」
と思いながら
いざ尾根を降りていきます
尾根は平和ですね
尾根を降りて平坦なナラの木が多いエリアへ
二手に分かれて歩く
T先輩の声
「おーい」
はいはい
こんな遠い距離で呼ぶなよと思いながら行ってみると
舞茸さんと初対面!!
先輩の優しさで初収穫
壊さないようにソフトに石付きを外す
取れました
拍手をしてミズナラの木に感謝して次の場所へ
T先輩先頭で尾根を歩いてると
いきなりしゃがみ込む先輩
次の舞茸は抜根の根元に普通にありました
あれ?
舞茸簡単じゃね?なんて舐めた事を思いつつ
尾根から沢へ降りる途中
先を下るT先輩に落石をかまし(ちっ。避けたか)
プーさんの足跡を見たりしながら下山。
時刻は昼12時頃。
ヘビーで楽しい舞茸取り初体験でした(ナラタケどこ行った??( ´∀`))
そしてくたくたになりながら
帰宅してサーフにヒラメ釣りに行くも釣れず
帰って不貞腐れながら晩酌してたら
思いました
「あぁ。山行きてぇ」
山にハマった男の出来上がり
次の日からえらい事んなる
やぎりょでした
本日も読んでいただきありがとうございました。
山菜とりはこんな感じなのかー
くらいに感じてもらって
連れていってくれる人を見つけて(これが一番かも)
そういえばやってわかったのですが
山は海以上に縄張り意識が強いですね。
特に舞茸などは出る木が決まってくるそうなので
そりゃ誰にも教えないですよね。
釣りは場所教えても釣れないですが
山は場所教えたら取られちゃいますからね。
舞茸は逃げれないし。
というところで
では( ̄∀ ̄)
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